「VSCodeが起動しない」よくあるトラブルの原因と解決策

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よくあるトラブル: VSCodeが起動しない

この場合の原因と解決策を探っていきましょう!

 

 

原因

VSCodeの設定ファイルが破損していると、ソフトが正常に起動しないことがあります。特に、拡張機能やテーマをインストールした後、またはVSCodeのアップデート後に発生しやすい問題です。

設定ファイルは、VSCodeが起動時に読み込むデータを格納しており、破損すると起動エラーや画面が真っ白になる現象を引き起こします。

 

 

解決策

破損した設定ファイルを削除して、VSCodeを再インストールすることで問題を解決できます。以下の手順で対応してください。

 

 

手順

1. VSCodeを完全に終了する

  • もしVSCodeが開いている場合は、一度閉じます。
  • タスクマネージャー(Windows: Ctrl + Shift + Esc / Mac: Command + Option + Esc)で、バックグラウンドプロセスとして動いているVSCodeを終了させます。

 

2. 設定ファイルが保存されている場所を確認する

設定ファイルは、ユーザーディレクトリ内の.vscodeフォルダに保存されています。以下の場所を確認してください。

  • Windows: C:\Users\<ユーザー名>\.vscode
  • Mac: /Users/<ユーザー名>/.vscode
  • Linux: /home/<ユーザー名>/.vscode

 

 

3. 「.vscode」フォルダを削除する

  • 上記のパスにある.vscodeフォルダを削除します。
    • 注意: このフォルダには、拡張機能や設定のデータが含まれています。削除するとVSCodeが初期状態に戻るため、必要な設定は再設定する必要があります。

 

4. VSCodeを再インストールする

  1. 公式サイトからインストーラを再ダウンロードします。
  2. 古いバージョンをアンインストールした後、新しいバージョンをインストールします。
  3. 起動して正常に動作するか確認してください。

 

5. 必要な拡張機能を再インストールする

設定がリセットされた状態なので、必要な拡張機能を再インストールします。拡張機能は、サイドバーの「拡張機能」アイコンから追加できます。

 

 

追加の対策

もし上記の手順でも解決しない場合、次の方法を試してください。

  • キャッシュの削除:
    C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Code(Windowsの場合)などに保存されているキャッシュデータを削除します。
  • ログの確認:
    起動しない理由を調査するため、コマンドラインからcode --verboseを実行してログを確認します。

 


これで正常に起動できるようになるはずです。再設定が面倒に感じる場合は、設定をエクスポートしてバックアップを取ることをお勧めします(「設定同期」機能も便利です)。

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